必ず保育に取り入れたい!手足で5感を育てる幼児期の感触遊び5選!
- 保育
保育をするうえで、とても大切な遊びの一つである感触遊び。子どもの頃に誰でも一度はしたことがあるのではないでしょうか。この春、働き始める保育士さんにぜひ読んでもらいたい、感触遊びについてお話しさせていただきます!
1. そもそも感触遊びってどんなもの?
2. おすすめの感触遊び4選をご紹介
①小麦粉粘土遊び
②寒天、春雨遊び
③片栗粉粘土遊び
④すずらんテープ遊び
3. 感触遊びをするときの注意点
①アレルギーがあるかどうかしっかり確認を
②嫌がる子には楽しんでいる様子を見学をさせよう
③汚れてもいい服装、環境を整えておこう
1. そもそも感触遊びってどんなもの?
感触遊びは身近なものでできる遊びで、粘土遊びもその一つです。
手は第二の脳、足の裏は第二の心臓と言われています。
親子の肌と肌の触れ合い、毛布にくるまると落ち着くなどがあります。
とがったものに触ると手を引っ込める、手に虫がついたら払いのけるなどがあります。
巾着に入っている様々な形のおはじきの中から丸い形だけを取り出す、バックの中から中をのぞかずに筆箱を取り出すなどがあります。
自分の大きさや手足の長さを把握できるようになる、遊具をうまくくぐったり、眼をつぶっていても自分の身体がどこを触られているのかわかるようになるなどどれも幼児期に大切な働きだということがわかりますね。

2.おすすめの感触遊び4選をご紹介
①小麦粉粘土遊び
・水…適量
・サラダ油…一垂らし程度(まとまりやすくなります)
・塩…少々(傷みにくくなります)
間違って口の中にいれても危なくないことから、保育に使われることも多い遊びです。
お好みで食用色素を使ってカラフルにしてもいいでしょう。
②寒天、春雨遊び
・水(水の量を調整して、硬さに変化をさせてもいいですね!)
・食紅があるときれいです。
③片栗粉粘土遊び
・水(粉と同量が目安)
サラサラからトロトロになると子どもたちはさらに不思議になるでしょう。
水を入れる前の粉の状態のサラサラしている感触から、水を入れた後のトロトロした感触、握りしめたときの感触を体験させてあげましょう。
④すずらんテープ遊び
色鮮やかなヒラヒラという感触を楽しみましょう!
・降らせたテープを丸めたり、手に持ってヒラヒラさせたりします。
・カーテンのようにたくさんつるしたテープの下をハイハイしたり、走ったりしてくぐらせます。

3.感触遊びをするときの注意点
①アレルギーがあるかどうかしっかり確認を
②嫌がる子には楽しんでいる様子を見学をさせよう
③汚れてもいい服装、環境を整えておこう

執筆者:岡田なな保育士
若葉マークの保育士さんの味方!
