保育士の給料はいくら?この先の給料はどうなっていくの?

  1. その他お役立ち情報

保育士は給料が安いとよく言われますが、実際にはどのくらいの金額なのでしょう。また、将来的に上がっていく期待は持てるのでしょうか。今回は保育士の平均的な給料の金額や上げるためにできることを紹介します。

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1. 保育士の給料はいくら?平均的な金額は?

ズバリ!保育士の平均的な給与がいくらくらいか、令和元年のデータを見てみると「245,500円」出てきます。
平均的な年収は、公立保育園で335万くらい、私立保育園で314万くらいです。
保育士は5割が20代から30代といわれています。
年代からみると、平均年収と比較すると決して低くはなく、むしろ高いくらいの金額なのです。

・なぜ保育士の給料が低いと言われるのか

他の仕事に比べても保育士は比較的給与の平均額が高いはずなのに、なぜ保育士は給料が良くない、というイメージがついているのでしょう。
それは雇用形態の問題があります。
全国的に保育士不足の問題はありますが、非常勤の保育士の応募はとても多くみられます。
正社員として保育士の仕事ができている人はまだまだ少ない状況なのです。
雇用形態の違いから、平均年収ほどの給料をもらえていない保育士はたくさんいます。
具体的に非常勤保育士として働く場合の給与の金額をみてみましょう。
※非常勤保育士の平均給与
公立保育園 月額173,000円くらい 年収 206万円くらい
私立保育園 月額170,000円くらい 年収 202万円くらい
非常勤の場合はボーナスや手当がほとんどもらえないため年収はかなり低くなります。
雇用形態によって保育士の給料が大きく変わることは知っておきましょう!

2. エリアによる保育士の給料の違い

保育士は公立・私立、雇用形態だけでなく、働くエリアによっても給料の違いがあります。
東京など大都市部の保育士の給料と、他のエリアを比較するとかなりの違いが出てくるのです。
東京だと保育士の平均年収は410万くらいとなっていますので、公立保育園の平均年収と比較しても、70万円以上もの差が出てきます。
これだけ見ると東京で保育士になるほうがいいと思いますよね?
でも、東京をはじめとした都市部では子供の数も多く、さらに保育士不足の問題もあり仕事が大変な保育園も少なくありません。
さらに、都市部で暮らす場合、家賃も物価も高く収入だけでなく支出も大きくなります。
地方は年収が低くても働きやすさや生活しやすさがあるため、見かけの数字だけでどちらがいいか判断するのは危険ですね。

3. 保育士の給料は上がりつつある?

保育士の給料は低いといわれてきましたが、しっかり確認してみると、それほど低くない!ことがわかります。

それに保育士の給料は上がりつつあるのです。
保育士の年度別平均給与額のデータを見ると、かなり上がっていることがわかります。
※保育士の年度別平均給与額
平成29年 342万円くらい
平成30年 358万円くらい
令和元年 363万円くらい
平成29年から令和元年を比較すると20万円以上上がっていることがわかります。
近年、保育士の給与を引き上げるための処遇改善策が、キャリアアップによる処遇改善等加算など魅力的な制度が段階的に行われました。
こうした国の制度によって保育士給与は引き上げられているのです。

4.保育士の給料を上げるには?

これから保育士として働く人はもちろん、今保育士として働いている方は同じ仕事をするなら少しは給料を上げたい、と思うものです。
お金は生活するのに必要なものですし、あって困るものではありません。
そこで、保育士の仕事をしながら給料をアップさせる方法を紹介します。

・キャリアアップする

昔は園長や主任にならない限り給与があがる見込みはありませんでした。
しかし、最近では処遇改善のためにも、副主任やリーダーといったポジションが設けられている保育園が多いです。
仕事を続ける中で役職につくことのできるスキルと経験を身につけていけば、給料アップという形で成果になることがあります。

・資格を取得する

保育士のキャリアアップを前向きに行っている保育園も多くなっています。
保育士資格以外にも資格を取得することによって資格手当が受けられるのはもちろんのこと、資格取得のための費用の一部や全額を負担してくれる保育園もあるので確認してみましょう。

・転職を考える

保育園でのキャリアアップが難しかったり、資格手当が無かったり、という場合はもちろんのこと、キャリアアップや資格取得のための勉強時間の確保ができない場合には、思い切って外に目を向けてみましょう!
ほかの保育園ではあなたのキャリアや経験を理解してくれたり、福利厚生が充実していたりして転職するだけで給料がアップするということもあります。
保育士は常に人材不足となっています。
常に需要があるので、資格取得やリーダー候補を欲しがっている保育園に転職を考えてみるのはとても有効な手段です。
特に私立保育園は若い年代で昇進できるところも少なくありません。
保育士としてもっと活躍したいという気持ちがあるなら、保育士を育てる意識の高い保育園への転職も狙ってみましょう!
自分自身を磨くことと外にも目を向けて行動することで、一気に状況が改善することもありますよ

執筆者:山口友美 保育士

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